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僕は高卒で、会社を2回クビになって、借金を100万円つくった。
その頃は「もっと働けば抜けられる」と本気で思っていた。抜けられなかったのは、努力が足りなかったからじゃない。足し算しかしていなかったからだ。
「稼ぎたいなら人の倍働け」とよく言われる。これは半分ウソだと思っている。倍働いても、倍にしかならないからだ。
働き方は2種類しかない
- 足し算 ― 自分が動いた分だけ増える。残業、アルバイト、日給、時間で売る仕事
- 掛け算 ― 一度つくれば、何回でも売れる。記事、動画、商品、仕組み、権利
足し算の致命傷は、天井が最初から決まっていることだ。
1日に使える時間は決まっている。だから時給がいくらだろうと、上限はそれ以上にはならない。どれだけ気合を入れても、時間という壁のほうは動かない。
僕がいちばん働いていた時期は、朝から晩まで動いて、休みの日も予定を入れていた。それでも生活は良くならなかった。理由は単純で、止まった瞬間にゼロになる仕事しか持っていなかったからだ。
変えたのは働く量じゃなくて「形」だった
やったのは、自分がやっている仕事のうち「毎回ゼロからやり直しているもの」を探して、1回つくれば使い回せる形に置き換えることだった。
営業のトークを毎回考えるのをやめて、型として書き出した。人に説明していた手順を、そのまま文章にした。
つくるのは正直しんどい。1回目は、その場でやったほうが早い。でも2回目から、同じ時間で結果だけが増えていく。
数えるものを変える
だから僕は「今日どれだけ頑張ったか」を数えるのをやめた。
いま数えているのは1つだけだ。持っている仕事のうち、複製できない形のものはどれか。
やる気は今日も明日も安定しない。安定しないものの上に、生活を建てないほうがいい。
働く量を増やすんじゃなくて、同じ量で2回売れる形に置き換える。逆転って、たぶんそれだけの話だと思っている。
※本記事は特定の人物・企業の公認や提携を示すものではありません。内容は筆者個人の経験と考えであり、成果を保証するものではありません(2026年9月時点)。